- 2008-11-21 (金) 17:35
- ニュースペーパー
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就業規則のネタ
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◎ 第59回 安全衛生の原則 2008年11月21日
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こんにちは。社会保険労務士の長谷川です。
最近、アメリカ発の金融不安が日本にも飛び火したこともあり、日本の景
気も厳しい状況になってきました。
景気が悪くなると、今まで表に出てこなかった従業員の不満が表面化し、
解雇・賃下げなど、労働条件の不利益変更
といった問題だけでなく、
サービス残業(名ばかり管理職の問題も含めて)
セクハラやパワハラ
長時間労働による健康障害(うつ病など)
などの問題がますます増えることが予想されます。
このような厳しい状況だからこそ、労働トラブルに備え、予防するために、
就業規則を整えて社内の決まりを明確にし
↓
そして社内体制をガッチリ固めて
会社と従業員が一丸となって厳しい状況に立ち向かっていかなければなり
ません。
当メールマガジンでは、会社で発生する様々な問題に対し、就業規則で
どのように備えていけばいいのか、その方法をお届けしていきます。
「厳しい状況を何とか乗り越えていきたい!」
という経営者の方、また総務担当の方、是非お読みください。
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前回は、
“フレックスタイム制”
ということで、
制度の概要と注意点
などについてお伝えいたしました。
今回は、
“安全衛生の原則”
についてお伝えしていきます。
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今回のテーマ ■ 安全衛生の原則 ■
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このメールマガジンをお読みの方で、会社に出勤する時に
「もしかしたら無事に帰ってこられないかもしれない…」
と思いながら出勤する方はいらっしゃるでしょうか?
危険なところへ出張するなどであれば別かもしれませんが、多分ほとんど
いらっしゃらないのではないかと思います。
ただ、
「そのうち何か健康の問題が起こるかもしれない」
という方はいらっしゃるかもしれません。
現実には、毎年全国で相当数の労災が発生し、多くの方が亡くなったり、
健康を害しています。
「注意一秒 怪我一生」
という、標語がありますが、本来、安全について注意を払わなければなら
ない状況でも、一瞬の不注意で大きな災害が発生してしまうものです。
慣れ や 経験 といったものがかえってあだになっていることも少なくない
と思います。
また、「まだ大丈夫だろう」と思いながら長時間労働など無理を重ねて、
脳心臓疾患や、メンタルヘルスの障害が発生してしまう ということも、
最近では大きな問題になっています。
普段、安全衛生というのは当たり前のことで、あまり意識することはあり
ませんが、そこを、あえてしつこいくらいに意識させることが安全衛生の
原則なのではないでしょうか。
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事業所で考慮すべき安全衛生というと、
・ 機械設備の操作(工場や建設現場など)
・ 有害物質の取り扱い(化学工場や研究室など)
・ 騒音や粉塵などへの対応
・ 高所作業(建設現場など)
・ 車両の運転(運送や営業職など)
・ 重量物の取り扱い(積荷の上げ下ろしなど)
・ 強盗に対する安全(金融機関だけでなく小売店なども)
・ 火災・地震などへの対応(お客さんの誘導なども含めて)
・ ストレスのかかる職務への対応
・ 深夜業
・ 長時間労働
など、さまざまなものがあり、事業所の業種や職場の様子などによって、
必要な対応が異なることが多くなります。
事業場の安全衛生に関する事項については、労働安全衛生法その他の法令
でさまざまな定めがありますので、法令や各事業所の実情から、従業員の
安全衛生について具体的に何を定めていくのか決めることになります。
ただ、安全衛生についての具体的な事項について定める前に、職場での安
全衛生についての規則を守り、災害を起こさないよう、怪我や病気になら
ないよう、従業員に注意を喚起するのが、安全衛生の原則 です。
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以下、一般的な条文を例示します。
(安全衛生の原則)
第○○条
会社は、安全衛生体制を確立し、災害を防止し、安全衛生の水準の向上を
図るために必要な措置を講じる。
また、必要に応じて安全衛生教育を実施することがある。
2. 従業員は、安全衛生に関する諸法令、会社の諸規則及び指示に従い、
災害及び健康障害の防止に進んで努力しなければならない。
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例示した条文のように、
会社の安全衛生を保持してくために会社と従業員が何をすべきか
ということを明確にした上で具体的な事項を定めていくことにより、
従業員としても、
安全衛生のためという目的をはっきりと意識し
具体的な遵守事項についても、自分のこととして受け入れる
ことができるのではないかと考えます。
また、繰り返しになりますが、安全衛生についての啓発はこまめに行う
ことが重要ではないかと思います。
―― 第59回 安全衛生の原則 おわり ――
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おわりに ◆どうでもよくないお話◆
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先日、多くの自動車メーカーが今後期間従業員や派遣労働者の契約を打ち
切っていくというニュースが出ていました。
契約を打ち切られた方々は今後の再就職も本当に大変だと思います。
ただ、これだけで終わるとはちょっと思えず、関連会社、下請け会社への
影響や、正社員への影響(早期退職優遇制度など)もあるかもしれません。
今後しばらく外国での売上があまり期待できない以上、本当は日本で出来
るだけ多くの人に自動車を買える経済力を維持してもらわないと自動車メ
ーカーは困るのだと思いますが、リストラをすればするほど自動車メーカ
ーはますます泥沼にはまっていきそうな気がします。
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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